Google Chrome と Symatenc Endpoint Protection

用があって (まぁ、ブラウザごとの挙動とか調べたかったんだけど)、Google Chrome をインストールしてみた。

で、入れたマシンには、Symatenc Endpoint Protection 11 も入っている訳で…。


見事に“アプリケーションを正しく初期化できませんでした (0xc0000005)。[OK] をクリックしてアプリケーションを終了してください。”なんてエラーダイアログを表示してくれる。

Symatenc Endpoint Protection 11 が入っていると Google Chromeを起動できないようです。

起動すると、次のようなエラーが表示されます。

アプリケーションを正しく初期化できませんでした (0xc0000005)。[OK] をクリックしてアプリケーションを終了してください。

これは、SEPの「SysPlant.sys」ドライバが、アプリケーション制御をしているためです。

Google Chrome の 0xc0000005  エラー - サーバー技術メモ

まぁ、なので、「SysPlant.sys」ドライバを無効にすれば起動できるけど、さすがにそんな事は出来ない…。


で、別解答。
Chrome の起動オプションに "--no-sandbox" を付ければいいらしい。

安全性の為に、お砂場を作っているのに、それを無効にしないとセキュリティソフトに怒られるって言うのも、なんだかな〜ってな感じです。

Google Chromeには,

  • 「1タブ=1プロセス」だと,ブラクラ→メモリ食い尽くし→OSダウンにつながりかねない
  • インストール先が,通常,プログラム格納に使われるところではない

といった危険な動作の類例がありますから,SEPの判断は間違ってないと思います。

コメント: Google開発の新しいブラウザGoogle Chrome、β版公開 - スラッシュドット・ジャパン

だそうで。


インストール時にインストール先を聞かない。しかも、("Program Files" ならまだしも) "Local Settings" に勝手にいれる。
なので、今まで入れなかったのですが…。
レンダリングApple Safari と同じ AppleWebKit だし、やっぱり、要らないかな。