Ustream 楽曲の利用許諾に関する包括契約を締結
このたびの契約により、Ustreamの利用者は、JASRAC、イーライセンス、JRCが管理する楽曲を演奏することや、演奏に合わせて歌う映像などを配信できるようになります。USTREAM Asiaは、引き続き権利者および諸団体・協会との対話に基づいた権利保護の取組みを強化していくとともに、利用者の皆さまには安心して創作・表現をできる環境整備を進めて参ります。
USTREAM Asia、日本の著作権管理事業者と、楽曲の利用許諾に関する包括契約を締結 PDF
ニコ動やよつべ同様に「弾いてみた」「歌ってみた」を流すことが出来るようになった。
まぁ、原盤の音源は使えないから、CD(iTunesとかでもいいけど)の音源をそのまま流すのはダメでしょうけど…。
ちなみに、CD音源をBGMにして喋ったり、何かの中継みたいなのをするのってOKなのだろうか…。
■追記
ただ、ニコ動やよつべと違って、使用した楽曲をUstream側に報告が必要。方法は7月中旬に案内予定。
若干面倒。だけど、本来は必要なはずなんだよな…、どの曲が利用されたのか把握して、その著者(作詞・作曲家)への支払いをするには。
■追記
JRC管理楽曲で原盤の利用許諾が得られている物は、CDなどの音源をBGMなどに使用することが出来る。現時点でスピッツなどの687曲が原盤を利用できる。
■追記
ニコ動は、ヘルプに楽曲利用について詳しく書いてある。
JASRAC管理楽曲・イーライセンス管理楽曲・JRC管理楽曲の利用が許諾されているのは、 楽曲の著作権に基づく利用のみです。例えば、以下のような内容を含んだ動画を「SMILEVIDEO」にアップロードして「ニコニコ動画」で視聴することが許諾されています。
JASRAC管理楽曲,イーライセンス管理楽曲,JRC管理楽曲について (ニコニコヘルプ)
:中略
CDやDVDなどの音源をそのまま利用することについては許諾されていません。たとえば、管理楽曲が収録されたCD・ DVDなどに含まれる音源をBGMなどに利用した動画を「SMILEVIDEO」にアップロードすることは許諾されていません。
ニコ動で許可されるのは、自身で演奏するかDTMなどの打ち込み、また、その演奏で自身が歌うかVOCALOIDなどに歌わせる など。
YouTubeは見当たらない…。ヘルプフォーラムにはいくつか回答があるけど…。
社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)とYouTubeは23日、JASRACが管理する楽曲のYouTubeにおける利用に関する包括的な利用許諾契約を締結。これにより、JASRAC管理楽曲を、ユーザー自身が演奏・歌唱した動画も正規コンテンツとしてアップロードできるようになる。
YouTube上でJASRACが管理する楽曲の演奏/歌唱が可能に (AV Watch)
:中略
YouTubeはJASRAC以外にもジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)や、イー・ライセンス(e-License)とも包括利用許諾契約を締結しており、日本で最大の楽曲数を管理するJASRACの許諾が加わることで「ライセンス取得済みの音楽著作物(曲及び歌詞)の範囲が国内最大級のオンラインサービスになる」としている。
YouTubeもニコ動と同様に楽曲利用だけのはずなので、自身の演奏・歌唱のみ。